逢いたい理由【番外編】-バレンタイン-
「敦くん、唯ちゃん!!今日はもう上がっていいよ」
しばらく、働いていると
店長から声がかかった。
よしッ!!
これで由杜に会えるッ!!
先のことを考え頬が緩み全開。
「あの…唯ちゃん?」
バイトの制服を脱ぎ
帰ろうとしたときだった。
「ちょっと、いい?」
そう言ってきたのは
敦くん。
由杜に会うまでまだ時間あるし。
“ちょっとだけなら”と
敦くんの話を聞くことにした。