【完】SWEETな年下くん
でも…幼なじみって一番近い存在。
奈津「でも桃愛ちゃんは、柊貴くんが好きなんだよね?」
そう言うと、柊貴くんは"はぁ?"って顔をした。
桃愛「あれは、嘘です。先輩があまりにも鈍感で柊貴の行動力のなさにイラついたから騙したんです♪」
はい?
騙したですと?
奈津「じゃあ、柊貴くんが好きな訳じゃないんだよね?」
もう1度だけ聞いてみた。
桃愛「はい。私には、カッコいい彼氏がいます。柊貴を好きになるなんて寒気がします」
あっ、彼氏がいたんだね。
まぁ、柊貴くんには悪いけど、そう言ってもらった方が安心かも。