【完】SWEETな年下くん

奈津「断ったよ?」

全然、知らない人なのに断らない訳がないじゃない。

私がそう言うと、やっと顔を遠ざけてくれた。

はぁ。

柊貴「断ってなかったら、要先輩にせんぱいは僕のものだよ?って言うけどね♪」

ふぇっ!?

僕のもの!?

私は、柊貴くんのものじゃないんだけど……。

そう思ってるのに、それと裏腹に顔が赤くなっていくのは何でなの?
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