【完】SWEETな年下くん
家に着いたら、すぐにご飯を食べた。
美菜「奈津ちゃんが泣いたのって柊貴くんのことで?」
私は、"柊貴"って言葉を聞いてドキッとした。
図星だったから。
奈津「な、なんで?」
こんなに焦りながら言ったら、そうだよって言ってるようなものじゃない。
美菜「姉の勘って言いたいところだけど……柊貴くんって、よく奈津ちゃんのクラスに来てるからかな」
確かに……。
柊貴くんは、毎日のように私のクラスに来ている。
それは、好きな人のためだったんだけどね。