未来〜あなたが教えてくれた〜
初恋
出会い
3月
わたしは県内の高校に合格した。
中学でも仲が良かった四人で受け、
毎日毎日補習しながら頑張ってきた甲斐があり
四人見事全員受かることができた
「さすが工業…男の子多いね」
四人の中で最もしっかりしている
さやかがぼそっと言った。
そう、わたし達が受け高校ゎ工業学校。
全体の9割が男の子という多さで
ほぼ男子校に近く,3年も通ったら自分も
男の子になるんじゃないかと思ったくらいだ。
「まぁまぁ、enjoyしちゃえばいーよ♪」
恋愛豊富なあいが言った。
「部活も決めなきゃだし、大変よね」
天然のあきのが言った。
もう高校生活について話してる3人を横目に
わたしゎいまだに合格したことが信じられなかった
中学の担任に無理と言われ,ダメもとで受けたから…
受かって円陣組む者、落ちこんでいる者
親に報告の電話をしている者、たくさんの人の中で
ただ1人呆然としていた。