綿菓子と唐辛子
…色々不満はあるけど、泣きじゃくるヒメを目の前にすると、何も言えなかった。
「…分かった…。これ、さっきヒメのために買ってきたんだ…。パンダの…。良かったら食べて。俺、甘いのあんまり好きじゃないから」
「…っごめんなさ…。ありがと………」
「ん」
ケーキの箱を手に、ヒメは俺のアパートを出て行った。
「……もしもし、南ちゃん……?」
ヒメが、なにを思ってあんなことを言っているのかは分からない。
「…ちょっと、話したいことがあるの…。うん、ごめん…。今から行ってもいい…?え…?泣いてないよ…」
でも、俺は、知らなかったんだ。
知らずに、いい加減なことを思い立つようになってしまったんだ。
「…ナツに…嫌われちゃったかもしれない…………」
~♪~♪
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ナツくん(*^_^*)佐々木です。
今日はありがとぉ♪
明日のお昼休み、空いてるかな??
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「……」
ヒメ……――