熱の魔法



そんなわたしをよそに
啓太は急かしてくる



「なに?自分で食えないの?
しょうがねぇな

オレが口移しで食わしてやるよ」




そういうと啓太は
プリンを口の中へ



そして啓太の顔が
除々に近づく





えっ?えっ?えっ?



ドキドキで
鼓動は急速に加速する

ついでに頭もぐわんぐわんする




啓太の顔はキスできる距離まで
近づいてきた





ドキドキしすぎて
もうなにも考えられない…




そこでわたしは意識を手放した





< 12 / 18 >

この作品をシェア

pagetop