熱の魔法
そんなわたしをよそに
啓太は急かしてくる
「なに?自分で食えないの?
しょうがねぇな
オレが口移しで食わしてやるよ」
そういうと啓太は
プリンを口の中へ
そして啓太の顔が
除々に近づく
えっ?えっ?えっ?
ドキドキで
鼓動は急速に加速する
ついでに頭もぐわんぐわんする
啓太の顔はキスできる距離まで
近づいてきた
ドキドキしすぎて
もうなにも考えられない…
そこでわたしは意識を手放した
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