スキで何が悪い!?【完】
「ちゃんとわかってんじゃん。流石はあたしとパパの息子ね!…だったら、しっかりしなさいよ…?」
「うん。わかってる」
…お袋の言葉は、
俺にすごく重たく響いた。
分かっていても難しいこともあるかもしれない。
現に、さっき俺の理性が飛ぶところだったし。
ゆめを大切にするあまり、
止められないことになるか
止めすぎて俺たちの距離が離れるか…
どうなってしまうのか、未来はわからない。