夢が叶うその日まで
「ミライっ…。」
手に力を込める。
ミライもそれに答えてくれる。
良かった…。
生きてる…。
ミライが生きてる…!!
そうだ。
あれは悪い夢だったんだ。
本当に良かった!!
「はい。これ今日のお弁当だよ。」
「あぁ。ありがとう。」
俺はミライの為に絶対店を持つ。
だから、一緒に居て欲しいんだ。
大好きなんだ。愛してるんだ。
「遅刻するよ?」
「…うわ、やっべ。」
「気をつけてね。
いってらっしゃい!」
「いってきます!」
今日も1日頑張ろう。
.