君へのキモチ。
日常から
放課後の校庭。
風が吹くと薄桃色の小さな花は
何かを諭すようにただただ
はらはらと舞っている。
空も何かを伝えたいような
黄昏時の綺麗な橙色をしている。

その景色の中に、一人あたしが
ぽつん、と浮かんでいる。

あたし…緒方愛(オガタアイ)
は一人考えていた。

好き

ってたった一言。
言えたならばどんなに楽だろう
、と。

素直になれたら

何度思ったんだろう。
意地っ張りなんて、
ただの強がりにすぎない。
…実際ただの弱虫なのにね。
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