out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】
「もしかして・・・カオル、君?・・・」
私は笑窪の彼に尋ねてみた。
えーー?
と言いながら、男の子は煙草をくわえる。
私は鼻の上まで布団をずり上げて、
目玉をきょろきょろ動かした。
ゆったりと余裕な様子で
男の子は紫煙をプカプカフゥフゥ吐き出している。
「昨夜けっこ飲んでたもんねー真希ちゃん。
住所もわからんかったから、
勝手に家に連れて帰っちゃったんだ。ゴメンね?」
「いや・・・ あの、私の方こそごめんなさい。
泥酔してた?リバースしてた??私・・・」
「・・・ほんとに何も覚えてないんだなー」
ここはもう正直に答えるしかない。
「ごめんなさい。記憶飛びました・・・」