out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】
「セイ~髪切ってくれ~」
俺明日面接なんだよな~、と
言いながら部屋に入って来たのは
またまた知らない男の子だった。
てっきり「うるさい」というクレームかと
思ったら・・・・・・
「こんな夜中にぃぃ!!?
哲、何やってたの今まで」
「すんげー寝てた」
立ち上がり、背伸びをして
セイちゃんはテツという男の子の
目まで全て隠れてしまうほど長い髪に触れた。
沙織ちゃんは、小さな押入れを開けて
ビニールシートを敷き、引き出しの中から
梳きバサミやブラシなんかをてきぱきと
準備していた。
その横顔はほのかに桃色をしていて
チークを塗ったみたいに可愛かった。