out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】

「・・・でももうちょい早く来なよね

テツ~。面接ってあんたちゃんと

スーツとかネクタイとか・・・あ!

Yシャツは?ちゃんとあるの?」

てか、もう少し下向いて。

色んなことを一度に喋るセイちゃん。

きっととっても世話好きで

ここの住人達にも好かれているんだろう。


「そう言えば・・・Yシャツあるけど

アイロンかけてねーわ」

『私かけます。お部屋入っていいですか?』

さらさらさら。

沙織ちゃんのペンが素早く走った。

「あ、いーよいーよ。

そんくらい自分でやらねーと」

あんがとね、と短くなってきた髪の隙間から

テツ君が沙織ちゃんを見て優しく答えた。


あ、沙織ちゃんのほっぺ。


またピンクになった。
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