非通知、着信。







それが、毎晩、毎晩、続いて




私は、睡眠……いや、一瞬の瞬きでさえ、怖くなった。











病院で支給された睡眠導入剤。




そんなのを飲んでも、眠れなかった。









むしろ、飲めば飲むほど、彼女の笑い声が耳にへばり付いて、離れない。















………次は、私なんだろうか。




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