秘密の女総長!!!
「あ、歩歩!」
「千沙さん!?」
姉の千沙さんが現れた。
今23歳で、ヘアメイクアップアーティストとして活躍してる。
年も離れてるし尊敬してるから、私はさん付けしてる。
朝にはめっぽう弱い人、のはずなんだが…
「起きてたの?」
「今日は仕事が朝から入っててさ。あ、そうそう、
あたしがメイクとかしたげよっか?」
「え、いいの!?」
千沙さんナイスタイミング!
「もちろん!ねえねえ母さん、西原って化粧とかオッケーでしょ?」
「確か大丈夫なはず!良かったね歩、千沙ちゃんいて」
母さんも満足げだ。