秘密の女総長!!!



ショッピングの日にやっと気づいた竜輝への思いを、


ぶつけられないままになってしまった。


ショッピングに行った後から二学期まで、というか夏休みの間、


一回も炎龍に会っていなかった。


というか、旅行やらなんやらで忙しかったんだけど。


隼はその間ずっと、

一人で私の裏切りに堪えていたのか・・・?



だとしたら、


私が炎龍を抜けたのは正解d「なわけないでしょ?」


聞こえてたのか・・・


「あんた独り言おっきいのよ・・・


悲しいなら、もっかい言えばいいじゃない。


炎龍にちゃんと入りたい「無理だよ!」」


遮る私。


目には涙があふれていた。


< 98 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop