秘密の女総長!!!
ショッピングの日にやっと気づいた竜輝への思いを、
ぶつけられないままになってしまった。
ショッピングに行った後から二学期まで、というか夏休みの間、
一回も炎龍に会っていなかった。
というか、旅行やらなんやらで忙しかったんだけど。
隼はその間ずっと、
一人で私の裏切りに堪えていたのか・・・?
だとしたら、
私が炎龍を抜けたのは正解d「なわけないでしょ?」
聞こえてたのか・・・
「あんた独り言おっきいのよ・・・
悲しいなら、もっかい言えばいいじゃない。
炎龍にちゃんと入りたい「無理だよ!」」
遮る私。
目には涙があふれていた。