そしてキスからはじまった
彼らのために何か手助けをする・・

その機会は思ったより早く僕に訪れた。

携帯に着信があった。

ディスプレイにはジュリア・・めずらしい・・もしかしたら初めてかも・・

ジュリアとは携帯ではメールのやり取りだけだった。

「なんだろう?」不審に思いながら出ると

いきなりジュリアは

「ルイさん・・ごめんなさい。」泣き声だった・・

ジュリアは泣きながらフランスのお母さんと連絡が取れない

お母さんが病気じゃないか

ほかの連絡先も知らないと言ってどうしたらいいか相談してきた。

僕は少し考えてみるからと電話を切った。

地元の役場に問い合わせて見てきてもらうといいんだろうけどいつ行ってくれるかわからないしなあ

誰かに見てきてもらうか?

リヨンの近くだよなあ

そういやセシリアがいたな

ここ2,3年会ってないけど僕の頼みなら聞いてくれるだろう・・

しょうがない今度フランスに行った時に付き合ってやるか・・

夜の10時・・フランスは-8時間・・昼の2時か・・

僕は遊んでいた時のセフレのセシリアに連絡した。



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