そしてキスからはじまった
何コールかして

「ルイ?」いきなり名前を言われた

僕は甘く答える

「そうだよ。セシリア久しぶり」

「本当にルイ?」

「ふふ・・そうだよ」

「ねえ・・今どこにいるの?フランスに来てるの?」

彼女は積極的な女の子で可愛い子だった。

「ごめん。日本にいるんだ・・ねえセシリアはリヨンにいるんだよね。」

「うん・・まだリセを卒業してないからね」

「君にお願いがあるんだ」

「お願い?」

僕はセシリアにジュリアのお母さんの事を話した。近いうちに様子を見に行ってほしいことも

「その子はルイの何?彼女?セフレ?」

「残念・・友達の好きな子・・僕にとっては妹みたいな存在かな」

「ふ~ん・・少し安心した。分かった・・今度の週末にでも友達と行ってみる」

「ありがとう・・住所とかを送るね」

僕はジュリアの家のアドレスをメールした。

すぐセシリアから届いたと返信がきた。

あとはセシリアからの連絡を待つだけ

ジュリアに友達に見てきてもらえることになったと伝えた。

「ありがとうございます。ルイさん」と涙声のジュリア

また連絡するねと携帯を切った。

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