そしてキスからはじまった
「そんなにいや?俺とキスするのも嫌?」

紫音は寂しそうに笑った…

「ち、ちがう…わ、私は」

あの人とキスした後だから嫌なの…そんな事は言えない私に
紫音はまたキスをしようとする

「う、や、やめて…」
「こわい…俺のこと?もしかしてあいつのこと思い出した?あいつはまた事件を起こして捕まったよ」

「捕まった?」
「あぁ…そして監視されてるから君に近づくこともない」
上から見下ろす紫音が冷たく言う。
「し、紫音がどうしてそれを…」

ふっと鼻で笑って
「俺の一族は警察と繋がりがあるんだ…協力を頼んだ。あいつに罰を
与えるために…」

そしてくちびるを噛み締め

私の下着に手をかけて一気に下ろして脱がせた。

「やめて!紫音!」
足を広げて足の間に顔を近づけた。

「守るだけでよかった…
自由にしてあげれればよかった…
なのに…」

乱暴に舐められ、胸を愛撫された。
いつもと違う彼は私の事を気づかってはくれなかった。
彼は苛立ちとともに彼自身を私の中に乱暴に埋めた。







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