そしてキスからはじまった
疲れて眠る彼をじっと見つめていた。
寝顔も素敵…
紫色の眼…に心を奪われた…
彼と初めて会った日からいろいろあった…
そんな事を考えてたらいつの間にか夜が明けた…
今日は夕方でお店を閉めて別荘に行くそうだ…
朝…シャワーを浴びて昨日の跡を流す…
身体のいつもより多い紅い花はいつまで残るんだろう。…
そんな事を考えていると涙が溢れる…
最後は笑顔で送り出そう
熱いシャワーで涙を流した。

早番で8時に出るという彼のために朝食を作る
お米も食材も全部使わないと
お米は炊飯器がないから鍋で炊く…
始めは上手くいかなくて焦がしたり、反対にべちゃべちゃになったり
やっと上手く出来るようになったのに…

朝にしては豪華な食事…ご飯に豆腐の味噌汁に焼き魚に肉野菜炒め、卵焼き
食材は全て使いきれた…
残り物は私の朝食と昼食にしよう…
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