そしてキスからはじまった
僕は店の戸を開けて中に入った。
店内は薄暗くカウンターとテーブル席が4席…
色んなカクテルとオードブルを提供する、まあ普通のBARだがウェイターがみんなイケメンでテーブルの横で跪いて話している。
客は女ばかりで彼等が目的か…
紫音もあんな笑顔で接客をするのか?まあ笑顔でというのは無理だろうな
ホストクラブにいた時はクールが売りだったけど
紫音は何処だろう?田中さんの話では中に居るって言ってたけど暗くてよく見えないなぁ
「紫音!もっと飲めよ!」紫音?声の方を見ると金髪のカラダの大きい男が紫音の肩を抱きながら飲んでいる。
「紫音…大丈夫?」と男と反対の席に座った女が紫音の腰に抱きつき紫音の顔を覗き込む
化粧もバッチリでブランド物に身を固めた女…これが三上麗美だろう。
僕は少し離れたカウンターに座った。
カウンターの中の可愛い感じのウェイターにロックのウィスキーを頼んだ。
ウェイターが僕に酒を出すとすぐ男が紫音のグラスをさっきの彼に渡した。
「ショーン」女が彼を呼んで何かを渡した。ショーンと呼ばれたウェイターはそれをポケットにしまった。
まさか薬?紫音は薬付けにされているのか?
だからこんなに酔っているのか…
あの女、許さない…ジュリアがいなくなったのもあの女のせいだろう。
どんな手を使ったんだろう…怒りがふつふつと湧いてくる
ショーンは紫音の酒を作り始めた。僕の位置から彼の手元が良く見える。横目でそれを見る。
彼はポケットから白い包みを出してそれをグラスに
…入れず外にこぼした。酒をかき混ぜて何食わぬ顔をして紫音の所に置いた。
彼はこぼした粉を手で拭き取った。そして紫音を心配そうに見つめた。
彼は味方かもしれない
相変わらず紫音にまとわりつく奴等…もう限界、いい加減離れろ。
紫音と男が大きな声を出したのを聞いて今、気付いたように声をかけた。
店内は薄暗くカウンターとテーブル席が4席…
色んなカクテルとオードブルを提供する、まあ普通のBARだがウェイターがみんなイケメンでテーブルの横で跪いて話している。
客は女ばかりで彼等が目的か…
紫音もあんな笑顔で接客をするのか?まあ笑顔でというのは無理だろうな
ホストクラブにいた時はクールが売りだったけど
紫音は何処だろう?田中さんの話では中に居るって言ってたけど暗くてよく見えないなぁ
「紫音!もっと飲めよ!」紫音?声の方を見ると金髪のカラダの大きい男が紫音の肩を抱きながら飲んでいる。
「紫音…大丈夫?」と男と反対の席に座った女が紫音の腰に抱きつき紫音の顔を覗き込む
化粧もバッチリでブランド物に身を固めた女…これが三上麗美だろう。
僕は少し離れたカウンターに座った。
カウンターの中の可愛い感じのウェイターにロックのウィスキーを頼んだ。
ウェイターが僕に酒を出すとすぐ男が紫音のグラスをさっきの彼に渡した。
「ショーン」女が彼を呼んで何かを渡した。ショーンと呼ばれたウェイターはそれをポケットにしまった。
まさか薬?紫音は薬付けにされているのか?
だからこんなに酔っているのか…
あの女、許さない…ジュリアがいなくなったのもあの女のせいだろう。
どんな手を使ったんだろう…怒りがふつふつと湧いてくる
ショーンは紫音の酒を作り始めた。僕の位置から彼の手元が良く見える。横目でそれを見る。
彼はポケットから白い包みを出してそれをグラスに
…入れず外にこぼした。酒をかき混ぜて何食わぬ顔をして紫音の所に置いた。
彼はこぼした粉を手で拭き取った。そして紫音を心配そうに見つめた。
彼は味方かもしれない
相変わらず紫音にまとわりつく奴等…もう限界、いい加減離れろ。
紫音と男が大きな声を出したのを聞いて今、気付いたように声をかけた。