そしてキスからはじまった
想うだけでいいと思う気持ちはどんどん大きくなり

触れられたい、彼女たちのように・・

彼を見てるとそういういやらしい欲求を感じるほど

彼は綺麗な男だった。

ふと彼が言った

「俺とすると気持ちいいよ」

私の欲求が伝わったの?

そんなに物欲しそうだった?

はずかしい・・


「羨ましいです。紫音の彼女さん」本当の気持ち

そして

「私、気持ちよかったことないです」

そう言った。私はセックスがすきじゃないということを伝えたかった。

だって好きな人としたことがない

お金のため・・先生としか・・

先生はとっても優しかったけど・・

紫音は驚いていた・・

きっと女の子はみんな気持ちよくなるんだろうな

紫音の事好きで・・

好きな人とそれもあんな素敵な人と

いいなあ

私にはないだろうと思い

たとえあったとしてもそれは彼の戯れ、本気ではないだろう

そんなことばかり考え、私はとっても悲しくなった。

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