そしてキスからはじまった
孝が走る私の後を追って来た

「ジュリア 待って あんな女の言うことなんて気にすんな」

「彼女が言ったことは本当のこと。私は汚れている・・」

「何言ってるんだ!汚れてなんていない
好きなんだ 俺と一緒に暮らして・・ジュリア・・」

孝が私の眼を見て私の手を取った

孝が真剣に私のことを考えてくれている

こんな私を・・

紫音のことは諦めないと・・

孝といれば諦められる?
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