そしてキスからはじまった
紫音は彼女の言葉を否定をしてくれなければ彼女を怒ってもくれなかった

孝は怒鳴ってくれた・・

紫音は私のことを単なる知り合いの女の子・・

汚れた・・お金で誰とでも寝る・・

彼女はどうして私にあったことを知ってるの?

もしかしたら紫音が彼女にそう話したのかも

私はうなづいた。

私は彼女の言葉が紫音の言葉のように思ってしまった。

私は孝の申し出を受け入れた。

「ありがとう。一緒にくらしてくれるんだ」

やけに大きくなった声の理由も分からず

私は抱きすくめられるまま孝のキスを受け入れた

何が正しいかも分からない

ただ紫音への一方的な想いが忘れられればと思った。
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