そしてキスからはじまった
ジュリアという子に会ってみたいと思った。

そして今日、偶然にもジュリアに会うことが出来た。

初めて見て妖精のようだと思った。

アンバーという色の髪と眼を持つ女の子

ウィスキーの色と言うけど髪はもっと金髪にちかく眼は少し茶色でそれが彼女を可愛くしている

孝を無理やり買い物に行かせて話した

紫音の事を彼女も好きででも諦めようとしている。

紫音も君のこと好きなんだよと言ってあげようかと迷っていると

息を切らせて孝が戻ってきた。

どんだけこの子のこと好きなんだよ

僕は言わないことにした。

今は孝のため。

彼女も紫音の事を伝えたところで契約があって孝から離れられない

かえって辛い思いをする

そう思った。

僕はピアノを弾き終わって

「ごめんね、ジュリア。
音がおかしいから調律しないといけないけど今日はもう時間がないんだ。
別の日に調律するつもりだから調律出来たら連絡するよ。
君の連絡先を教えて」

僕は困ったふりをして携帯を出す。

「えっ、私の?」

彼女は困ったように孝を見た

「孝、いいよね。ピアノを弾きにくるぐらい。」

「う、うん・・ジュリア連絡先を交換してもいいよ。ルイ、僕がいればジュリアと一緒に来るけど、いない時は駅まで迎えに行って欲しいんだ。
ここら辺は危険だから」

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