*お向かい彼氏*
「大河くん、ここいい?」
そう言って来たのは男女4人組。
「いいだろ、大河ー。」
「お?あぁ…。」
だ、誰?
「なんだよお前、女連れ込んでー。」
とっても体格がいい人が言う。
なんかすごい…存在が威圧感を放ってる。
「あ、ひかる。今年一緒に課題とかやってるグループのやつら。自己紹介してやって。」
最初に話し出したのは、さっきの大きい人。
「おっす、峰勇也(みねゆうや)だ。ラグビー部に入ってる。」
ラグビー…体育会かぁ。
どうりで筋肉ムキムキ…。
「あ、私の番?迫田優美(さこた ゆみ)です。」
「あたしは八田紗江子(はったさえこ)よ。よろしくね。」
迫田さんは控えめそうなメガネの可愛らしい人。
八田さんはすごくスタイルが良いお姉さんって感じ。
「僕は中山爽汰(なかやまそうた)。えーと…キミは?」
うわっ…こんなに名前と見た目があってる人初めて見た。
爽やかsmile0円…。笑
「さっきの騒ぎしらねーのか?」
不思議そうに言った光輝。
「知らないわよ、あたし達今出てきたところだし。」