時を越えて~タラシ女子と新撰組~







気まずく視線を逸らした先には、中庭があった。






綺麗に整えられた中庭は、庭師でなくともよさを感じられるほど美しい。この店って高級な店なのかな……。





座敷に上がって料理を食べてお酒を飲んで、一体どれくらいお金必要なんだろう。





一瞬そんなことを考えて、怖くなり考えるのをやめた。






廊下をまっすぐ進み案内された部屋に皆で入った。





『あーもう既に、つかれたー!!!!』





店の中では、違う客にジロジロと見られ続け、案内された部屋に入ったら私は倒れこむように畳に寝転がった。





< 116 / 384 >

この作品をシェア

pagetop