時を越えて~タラシ女子と新撰組~






「南、テメー……。この店に来たことあるのか??」





『え??いや、一回もないです』





「じゃあ、何で上客用の座敷にお前が案内されるんだ」





『いえ、あはは』





「あははじゃねーよ」





土方さんの質問攻めに、私は正座をさせられ、答えさせられる。なんか尋問みたい。





『ま、まぁ宴の席ですし。楽しみましょうよ!!』





「ったく……」





土方さんは、あきらめた様にため息をついた。





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