時を越えて~タラシ女子と新撰組~
『あれ?町に出た……ぽい?』
歩く始めてから、うん分が経った頃。どうやら町に出たようだ。
木造平屋の並ぶ町並みを、侍や着物を着た人たちが歩いている。
……おいまて、今自分なんていった!?
『侍?え?……何ココ映画村か何か?』
頭の上に《?》を大量発生させながら町並みを眺める。
何度見ても、普段見ない風景画広がっていた。
脳内が完全シャットアウトした。閉店ガラガラ……。