時を越えて~タラシ女子と新撰組~
沖田side
南ちゃんの様子がおかしい。
ずっと俯いている南ちゃんの姿を見て、あれは酔ったな、と確信した。
そう僕が気がついたときには、隣に居た片華さんも異変に気がついていた。
「み、南はん??どないしはったんどすか??」
不安そうに、南ちゃんの顔色を窺う片華さん。
南ちゃんが男だったら、美男美女だったんだろうな。
そんなことを考えながら、お酒をチビチビと飲み、二人の様子を見ていた。