時を越えて~タラシ女子と新撰組~






『はい、ついさきほど起きました』





「開けてもいいかな??」





『はい。どうぞ』





――――ッス





静かに襖が開けられ、沖田さんがヒョッコリと顔を現した。






「髪バサバサだね」





クスクスと笑う沖田さん。自分の頭に手を置いて、頭の状態に気がついた。






< 131 / 384 >

この作品をシェア

pagetop