時を越えて~タラシ女子と新撰組~
それからお風呂から上がった私は、土方さんの部屋に直行。
用件を聞くと、なぜか女の居る席で酒は絶対に飲むな!!と般若のような顔で言われた。
理由を聞いても、土方さんは苦い顔をするだけで何も言わない。
しかたないので了解したが――――。
『それでは、失礼いたします』
土方さんの部屋を出て、自分の部屋に向かう。
廊下を音を立てずに歩きながら首をかしげた。
『私、昨日何したんだろう??』