時を越えて~タラシ女子と新撰組~
与えられた役職をまっとうできるか、不安がチラリズムしているけど一生懸命に頑張るぞ!!
グッとこぶしに力を入れた。
『って、早く道場へ行かなきゃ!!』
土方さんに、支度をして道場へ来いとつい数分前に言われたのを思い出し、大慌てで部屋を出た。
どうやら、ほかの隊士の人に私の事を紹介するらしい。十一番組組長だと。
どう考えても反感をかうのは見えている。
大丈夫だろうかと沖田さんたちに問うと、みんな『お前なら何とかなるんじゃね??』という回答が返ってきた。
何とかって、なにさ……。