時を越えて~タラシ女子と新撰組~






かくいう僕も、少なからず腹を立てている。





彼女の強さは組長クラスだ、それ認める。だけどこれはあまりにも無謀すぎる。





もし何かあってからじゃ、遅いんだよ!!





隊士たちに囲まれ、ここからでは姿を確認できない彼女を怒鳴りつけたい衝動に駆られた。





「うわぉぉぉぉッ!!!」




一人の隊士が大声を上げながら、動き出した。





「あいつに続けぇぇ!!!!」





それについて他の隊士も動き始めた。






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