時を越えて~タラシ女子と新撰組~
南side
『…………ん??』
無我夢中で、自我をなくしていた。
一切の記憶が無いのだが、気がついたら自分の周りにはたくさんの隊士が倒れていた。
『うわぉっ!?!?何事!?』
ぶっ飛ばされたのか壁の近くで、のびている隊士もいた。
『な、何事ですか!?!?奇襲ですか!?』
離れたところに立っていた沖田さんや土方さんに眼を向けると、沖田さんの大爆笑が返ってきた。
納得いかん。