時を越えて~タラシ女子と新撰組~
「ねぇ、ええどすやろ??南はん」
片華の顔がドンドンと顔が近づいてくる。
『あ、片華さん!?あの、落ち着きましょう』
笑顔で対応しながら、片華と距離をとろうと後ろに下がっていく。
しかし、片華もズイッと進んでくる。距離は一定を保っていたが、部屋には仕切りというものがあり、攻防戦はいつまでも続きはしない。
背中に襖の感触を感じ。南は一気に背筋を凍らせた。
だ、大ピンチ!?!?
いや、別に片華さんが嫌いなわけじゃないよ!!でも、何この空気!?