時を越えて~タラシ女子と新撰組~





「南君。ちょっと」




沖田はそれだけ言うと、部屋から出て行ってしまった。




『は、はい……』




その後を着いて行くため立ち上がる。




ガタガタと心が揺れる。怖い、助けてくれ菊池君。




SOSの意味を込めて菊池を見れば、仏のような安らかな笑顔をしながら合掌していた。





チーーン。





ちょっと、助けてよ!?!?なにそれ、私これから何処に行くの!?ヘブン!?!?






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