時を越えて~タラシ女子と新撰組~
ほかの隊士に視線を向けると、信じられないスピードで顔をそらした。
お、お前たちなんて大嫌いだ(泣)
半泣きになりながら、沖田のあとを追いかけた。
「そこ。座りなよ」
後を着いて行った南は沖田の部屋に招きいれられた。座るように促され、素直にその場に座る。
「僕怒ってないから、そんなビクビクしないでいいよ」
『シ、シテマセン』
「してるでしょ。見たらわかるよ」
ブフッと噴出す沖田の姿はいつも通りだった。
さっきのツンドラは何処へ行ったの??