時を越えて~タラシ女子と新撰組~
南が出て行ってしばらくして、たんまり甘味をもって南が再び沖田の部屋へやってきた。
それを見て、沖田はさっきまで考えていた黒いものがすべて吹っ飛んだ。
南が持っている甘味の量が異常なほど多かったからだ。
ちょっと、この子馬鹿なの??絶対に二人じゃ食べれない量持ってるんだけど。
「ちょっと、どんだけ持ってきてるの」
『あれ??お気に召しませんでした??もっともって来ましょうか??』
「どんだけ、って言ってるでしょ??普通多すぎるって意味で捉えるよね!?」
『あれ??まぁ、大丈夫ですよ!!沖田さん男性ですし、甘いもの大好きでしょうし』
はいどうぞ、と大量の甘味が僕を襲う。