時を越えて~タラシ女子と新撰組~
なんとか二人の間に滑り込む事が出来、浪士を倒せれた。
しかし振り返れば、荒い息をしながら南が倒れており、再び焦りを覚えた。
捕まえた浪士たちは部下に任せ、南を屯所に連れ帰り医者に見せると、疲労からの風邪だと診断された。
普段の鍛錬などの疲労が、不眠で取り除けず、溜まっていき。限界を超え風邪を引き起こしたと推測される。
不眠の理由は
「僕が、死ぬ夢…か」
自分の死。
泣きながら、話す南の姿を思い出し沖田は、眉を寄せた。
どうにかして、怖い夢を取り除いて上げれる事が出来ればいいんだけど。