時を越えて~タラシ女子と新撰組~




『そうですね。少し仮眠します』




涙も収まり。言われたように眠る事にした南。それを聞いて、片華はそうしたほうがいいと頷いた。




しかし、その場に寝転がろうとした南を片華がとめる。




「南はん、頭はココに乗せとくれやす」




『え??』




片華は、満面の笑みで自分の太ももをポンポンと叩いた。




「膝枕」




『で、でも』




膝枕って、かなりやってるほうは大変だったはず。




昔友達にして、足が悲鳴を上げたことを思い出した。




『膝枕って、足がしびれて大変じゃないですか。私は雑魚寝で大丈夫です』




< 370 / 384 >

この作品をシェア

pagetop