時を越えて~タラシ女子と新撰組~





「ふむ。あいわかった」




何が??




勝手に理解して頷く男の人にツッコミを入れた。





『あ、あの……』




「ちょっとこっちへ来い」




腕を引かれ。説教の声がいまだ聞こえる土方さんの部屋に男の人と一緒に入った。





「副長」




「あぁ゛?」





鬼の形相。般若。閻魔大王という名前が似合うほどの形相で声をかけた男の人を土方さんは睨んだ。




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