時を越えて~タラシ女子と新撰組~
「それで。お前はメリケンから来た奴か?」
沖田さんの態度に少なからずイラついているご様子の土方さん。
彼のピクピクと動く眉毛と増えた眉間のしわがそう言っています。
『あ、ふぁい!!……え?なんて仰いました?』
彼の観察をしていたため吃驚して返事が出遅れた。しかも、噛んじゃったし……。格好悪。
「「「……」」」
きょとんとする私に三人の視線が集中する。
あ、やだ!!こっち見んな!!