時を越えて~タラシ女子と新撰組~
『それで。ワンチャ……藤堂さんは私のどこが馬鹿だって良いたんですか??』
「俺犬じゃねーよ!?!?」
『同じようなもんだろ……』ボソッ
「聞こえってからな!!」
藤堂さんの怒る姿。犬にしか見えません。江戸時代には眼科ってあります??
「で??平助は、こいつが剣術の腕を見せることに不満でもあるのか??」
土方さんは、立ち上がっている藤堂さんに向かって言った。
「不満があるわけじゃねーけど」
土方さんから視線をそらす藤堂さんは、不満いっぱいの表情をしていた。