天然彼女×不器用彼氏

「あー、ごめんごめん」

謝る気はあるのふだろうか?
里菜のことだ、ないに決まってる
まぁそれはいいとして....

「どうしたの?」

「光輝に言わなきゃだった!」

光輝君は里菜の彼氏君だ
明るくて、優しい人だ
そして、間瀬君の親友なの
あと、お互いこれでもかって
いうぐらい好き合ってるの

「ちょっとまってねー」

こうしてなんども里菜に光輝君に
断わりのメールをさせている私...

「うー里菜ごめんね?」

「あー、はいはい何度聞いたことかー」

「うーごめんってば!」

里菜は私と話しながらも
サクサクとメールを打っている

「よし、帰ろっか?」

「へ?」

もう終わったの?

「なによ?」

「光輝君は?」

「え、今メールして返事来たけど?」

さ...さすが里菜

「は、はやいね...」

「何言ってんの普通よ普通」

いやいやいや ねぇ?

「うっし帰ろー」

ま、いっか

「うん!」
< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop