Cendrillon.



「朝ご飯、簡単でいいよね?」

「…後でいい」


キッチンに向かう彼女の腕を引いて抱き締める。


「…先にあたしを食べる?なんてね」


振り向いて自分の首に腕を巻き付ける彼女の唇を塞いだ。



―・・・


「おはようございます」


走ってオフィスに入る。


「5分遅刻よ。寝坊?」

「まあ…はい、すいません」

「仕方ないわね…」



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