恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】



というか、先生も注意しないんだね。



騒がしくなっても、寝てる人がいても、先生達は、お構いなしみたい。




授業はどんどん進んでいく。




授業の内容は、それほど難しいものでもなくて大丈夫そうだった。



授業は心配しなくても大丈夫そう…………





そう思いながら、窓から校庭を覗く。





あっ……煌くん………




煌くんは、授業中にも関わらず校舎近くに置いてあるベンチに腰を掛けてタバコを吸っていた。





たしかに、煌くんが授業受けてる姿は想像できない。


タバコ……吸うんだ………


わたしの前では………吸ったことないよね……




遠慮してんのかな……

もしかして……気を遣わせてる……?












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