恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「そうか?」
煌くんは、聞き返してくるけど、まんざらでもなさそう。
「うん!なんか……みんな信頼してるっていうか、絆があるみたいな?」
「そう言ってもらえるとありがたいな」
「僕も嬉しい〜!」
愁さんと篤斗くんも楽しそうだ。
それから、みんなで他愛もない話をした。
途中から、煌くんが少しずつ不機嫌になっていったけど、理由がわからないから、知らんぷり。
それから、家に帰ったんだけど、家に戻ってからは、普通だった。
よく、わからないな…………
その日は、わたしがカレーを作って、煌くんと二人で食べた。
これからもっと楽しいことが起こりそう。
お風呂に入ってベッドに入ったわたしは、そんなことを考えながら、眠りに着いた。