恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
えっ……?
「それじゃあ…………」
もしかして………
「そうね。
多分、鬼翠のメンバーの可能性がある」
「どうして………」
「それはやっぱり、翠姫になった愛依がちやほやされて、おまけに煌くん達と仲がいい。
今までにそんな人、いなかったからね」
わたしは、あの人達と仲良くなりたいって思ってたのに…………あの人達は、そうじゃなかったんだ…………
「そっかぁ………」
「愛依、これからどうするの?」
「うーん……一つ考えがあるんだけど………多分むりなんだよね……」
「その考えって………」
「煌くん達と離れるってやつ」
「それ……無理だろうね……先輩達が許さないでしょ……」