恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「お前は、言い分け?」
煌くんの行動と、言葉に混乱するわたし。
どういうこと?
何で…キス………
「俺、お前のこと絶対離さねぇけど……いいか?」
まだ……わからない………
「逃げようとしても逃がさねぇ……」
そう言って、またキスをした。
優しいキス。
甘い…甘い…キス。
「お前が嫌がるくらい、愛してやるよ」
愛して……って……それって……つまり、そう言うこと………?
わたし……自惚れてもいい……?
「煌くんこそ……わたしでいいの?」
「愛依でいいんじゃねぇ。
愛依"が"いいんだ」
わたしは、嬉しくて煌くんに抱きついた。